昼の仕事が終わり、次の仕事に向かう途中に彼女から1通メールが入っていた。
「なんか・・・・気分が悪い・・・」
(どうしたんだろ?普段そんな事急に言わないのに・・・)
ただ事ではないと思った私は慌てて電話をした。
「もしもし、大丈夫?何かあった?」
「ううん・・・なんでもない・・・」
私は声色で一瞬に何かあったと理解した。
「何もないわけないやん!どうしたの?」
「うん・・・」「実はね・・・」
彼女は重く口を開いてくれた。
「噂で聞いたんだけど、私が嫌いだから仕事場に来れないって人がいるの。どちらかというと私達が被害者なのに・・・」
私は一瞬で状況を理解した。その人は噂を流す可能性もあると考えているからだ。
「ほっとき!気にしたらあかんよ!無視しよ。無視。」
私は落ち着いた感じで話をしてはいたが、心の中では怒りが爆発しそうだった。
(許せない・・・。こんな目に合わせるなんて・・・。)
今も怒りがおさまらない。すぐに言って抱きしめて上げたいけど、彼女も仕事があるから頑張ると言っている。終わったらすぐに逢いに言って抱きしめてあげよう。
もう少しで今日の仕事が終わる。苛立ちと不安が残ったまま次の仕事に行かないといけない。
終わったらすぐに帰ろうと思う。何か買ってあげよう・・・。
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