トラウマ

日記

今日もまた怒鳴られている毎日が続いている。私は疲れがピークに達してしまい、いつどんな時にも目が閉じてしまいそうな状態になっていた。

(虹色のオーラが自分の周りにはあって、どんな物も跳ね返す・・・)

彼女からメールで送られてきた言葉を頼りにして、イメージを強く持ち仕事をしていた。いつもなら全く響かない彼女のポエムのようなフレーズだが、何故かそこに感じるものがあった。

(いつも目に見えない事は信じないのに、この言葉は信じたのだろう・・・)

そう思いながら彼女の事ばかりを考えていた。

上司から次々に罵声を浴びせられる。私の気力がもうすぐそこをつきそうだ。

(一体何の為に仕事をやっているのだろうか・・・)

私の中で負のスパイラルが起こっているのは言うまでもなかった。自分でも止めたいが、それは思いだけでは解決出来ない状態まで差し掛かっていた。話がもう耳にすら入らない。

また彼女の顔が頭をよぎる。救いの手を差し伸べて欲しいのか、私の中で甘えたいという思いが強いのか、今日はいつも以上に彼女の事を考える時間があった。

彼女の声が聞きたい・・・。触れたい・・・。

そう思っても届かない願いである。私は溜息をつく。

仕事を全て終えて帰宅した私は、ストレスに押し潰されてしまい暴食をしてしまった。結果体調が悪くなり、寝れずに苦しむ事になろうとは知らずに・・・。

朝目が覚めると彼女から優しい心配のメールが来ていた。凄く心が緩んだ感覚に見舞われた。

何もする気力がない。動けない。だからこそ寄り添って欲しい。

そんな思いが一度に込み上げてくる。

今日は遠出をしなければならなかった。

(自分は今何の為に生きているのだろう。)

何度も何度も誰かが尋ねて来ているみたいに、この疑問文が頭をよぎってくる。

彼女の為に生きているのは間違いない。だが、今自分は楽しく生きているだろうか。

彼女の苦しんでいた生活を見て来た私は、私のお陰かどうかは分からないが、少なくとも今は楽しく過ごしている顔をしている。

(自分もああいう風に変わらなければ。)

思いは強くなるが、疲れが溜まりに溜まり過ぎて考え事が出来なくなっていた。

自分に今出来る事を1つずつしていくしかない。上司が言っていた。

「人への貢献をしなければいけない。」

人への貢献をする前に、自分が潰されそうになっている。

私は思う。

人への貢献は、人としての生活が成り立った者がすべき事であって、生活もままならない人間がするべきことではないと。

私は今の生活を変えなければならない。

彼女の負担を増やさないようにする為にも・・・。


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