夏の悪戯

小説

暑い・・・

暑い・・・

何度も口に出しては頭の中を駆け巡る言葉である。

もうすぐ8月が終わろうとしているのに、暑さはましていくばかりである。

毎日外での仕事をこなしている私にとっては苦痛である。

毎日、時計が正午を指す頃に私の疲労度は既にピークを迎えている。そこからは気持ちだけで仕事を行なっている。

(彼女も頑張っているんだ・・・。自分は少しでも弱音を吐かないようにしないと・・・。)

いつもこう思いながら私は彼女と会った時も、我慢をしようと心掛けてはいるのだが、1日の疲労の蓄積と精神的苦痛によって、彼女と会う時には甘えてしまう事になってしまっていた。

私達はお互いの事をしっかりと話し合っているから他のカップルと比べると良く理解し合っているだろう。小説の世界ではないが、幸せは2倍に膨らみ、苦しい事や悲しい事は2分の1になるようになればいいと考えている。

だが、現実は上手くいかずお互いの意見の食い違いにより喧嘩をしたり時には大笑いしたりと日によって様々である。だが、それが楽しい。どんな事が起こっても、彼女の優しさや愛情があるからこそ一緒にいれるのだと私は思っている。

(普段はこんな事あまり考えないのにな。。。)

そう思いながら今日も熱が入りきらない仕事をこなしている。

これも暑い夏の悪戯かな・・・。

きっとそうに違いない。

ここ最近は仕事も1人の時間が多いからか色々な事を考えてしまう。

でも、それは自分の次の人生のスタートを表しているのかもしれない。彼女に色々話をすると意見を沢山くれる。応援してくれているからこそ、時には慎重になったり進めてくれたりと背中を押してくれている気がする。

私は少しでも気持ちに応えれるような人間になりたい。

暑い夏だからこそ、違う方向ではあるが熱が入る人生を歩みたいと思う。


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