レール

小説

今日もまた1日が終わろうとしている。

いつも同じレールの上を走っている私は、毎日の生活の中での感情が失われていっている。

助けてくれる人は少ない。人間は誰だってそうだ。自分の事に必死で自分の為に生きている。私を助けてくれなくてもそれは仕方のない事だといつも理解している。


だが、誰しもが助けてくれない訳ではない。私は大切にされていると感じる人へは自分の命を掛けて大切にしようといつも思っている。


人という生き物は残酷だ。特に最近はSNSというITのサービスによって、誹謗・中傷ばかりの毎日である。何の為に生きているのか・・・。人と比較する事がそこまで楽しいのか・・・。曇った心を持つ人間の中で私達は生きているのだ。


私の出会った1人の女性は曇った心がなかった。だが、心に闇を抱えている女性だった。その闇は今でも完全に消える事はなく、時々見え隠れしている。その闇は私の気持ちを突き放したり、時には引きつけたりと表面にも見え隠れするのだ。

心が痛い時もある。女性の表情や声が曇ると私の心も曇っていく。そうならないように元気を出して声を掛けるが一度曇ってしまうとなかなか晴れる事はない。少しでも私の力で晴れさすことが出来ればと感じる毎日である。


私が今生きている理由は一体何なのかと考える事が最近多い。空を見上げても答えは浮かばない。頭の中にある正解を見つけ出そうとしても決して見つからないのである。仕事場はブラックで、罵倒されて何の為に働いているのか分からない。


ただ1つだけ言える事がある。

それは出会った女性に惹かれているからだと私は感じている。


私には趣味もなく、興味がある事も少なく、あまり良いように周りから思われていないと私自身は感じている。ただ、私が愛した女性は私を温かく迎え入れてくれていつも心の底から愛してくれているのだろうと思う。


しかし、先の見えない恋である・・・


相手も同じ気持ちであろう。いつか1つになれると信じながら今を生きている。私の生きる道もそこにしかないだろうと実感している。


日常に引かれているレールの進路が少し変わっていってる気がする。私はもう少しレールの向きを変えていきたい。そうしないと、女性は離れていく。


少しずつ状況は変わっていく。今日も女性と電話で話をしていたのだが、状況が変化していってるようだ。仕事のレールは変化がないのに、1番大切なレールは変化を起こしていく。良い方向に変化しているとは思えない。


会えない時間が増えていくのだろう・・・。女性が生きていく為の時間が増えると私と会える時間は減っていく。こういうカラクリなのだ。


いつになれば幸せは訪れるのだろうか。落ち着いた幸せを手にする事が出来るのだろうか。今でも充分幸せなのかもしれない。彼女が傍に居て笑ってくれるその姿を見れるのだから。


また今日も1日が終わろうとしている。悲しい気持ちは伏せていかなければならない。彼女が悲しい闇に包まれないように。

今日も電話越しに声が曇っていた・・・。


疲れているのだろうか・・・。


苦しいのだろうか・・・。



自分の感情は少し殺して我慢しよう。彼女の笑顔が見れるまで・・・。



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